「市民社会チャレンジ基金」は、市民社会づくりをともにめざす意志ある人々の支援をめざしてきました。
市民社会チャレンジ基金のこれまでの活動と基金の未来に向けてフォーラムを開催しました。
当日、審査委員長の栃本一三郎さんからは、「チャレンジ基金に見られるテーマは、重要な活動であるのに市民のコ ンセンサスの得られにくいものであったり、国や自治体も手をつけないようなものである。それをサポートするチャレンジ基金こそが、NETのチャレ ンジそのものである」というお話がありました。
パネラーの長田雅子さん(NPO法人グループ・ビボ理事)は、DV問題に取り組む現場の実践を伝えて下さいました。
DV問題を始め、ホームレス、多重債務者問題などチャレンジ基金に映し出されてきた課題の解決に向けたチャレンジが、社会変革の原動力となり、そのことに気付いた人が、課題を共有し活動を支援しイノべ−トしていくことで市民社会が強くなるのだと思います。「市民社会チャレンジ基金」をさらにひろげ、そこからはじまる新たな市民政治モデルづくりを進めていきたいと思います。