よこはま北部ユースプラザに行ってきました

よこはま北部ユースプラザにおじゃましました。北部ユースプラザは、南部、西部に続いて横浜市で3つめのユースプラザで、今年3月、センター南駅近くにオープンしました。若者のための居場所を提供し、ひきこもり、不登校などの相談事業や、社会体験・就労体験のコーディネートも行っています。
6月末時点で、登録件数は111件、のべ利用者は800人を超えています。家族の相談も多く、登録者のうち家族の登録が3〜4割を占めているそうです。

横浜市では、社会参加に向けた支援を行う「横浜市青少年相談センター」や、就労に向けた支援を行う「よこはま若者サポートステーション」といった事業も展開していますが、2つの事業の要素をミックスさせたユースプラザも含めたユーストライアングルでより効果的に事業が進められることが期待されます。

事業を運営するNPO法人月一の会は、青葉区を拠点に活動されてきたNPOで、居場所の運営を行う他、地域のNPOと連携しひきこもる若者の働き場を拡げる活動をされています。私も彼ら彼女らと一緒に働く経験をさせてもらっています。新たに公的な拠点が整備されたことで、当事者や家族だけの問題ではなく、地域や社会全体で若者を支える動きも見えているようです。
これを機会に、行政としても若者支援の窓口の一本化を進め、継続的な支援を提供する体制をつくっていくことが求められます。