つながりあって暮らしやすいまちをつくる

横浜北部福祉ユニット・第8回評議員会

生活クラブ生協や青葉区、都筑区、緑区で活動する福祉NPOなど29団体が参加する横浜北部福祉ユニット・第8回評議員会が開催され2009年度の活動報告および、2010年度の活動方針を決定しました。

横浜北部は子育て世代が多い一方で、確実に高齢化が進む地域もあります。つながりあって暮らしやすいまちをつくるために、たくさんの知恵が必要とされています。この間、ネット・青葉も福祉ユニットに参加し、事業者と利用者(ニーズ発信者)双方の視点からの政策提案に取り組むとともに、地域市民福祉計画づくりを進めています。

昨年は、横浜市の予算勉強会や移動支援に関する円卓会議、介護保険制度「食事サービス、生活支援」を考えるフォーラムを開催、また、産後支援ヘルパー事業の充実を求める署名活動にも取組み、10月には、横浜市の地域福祉施策に関する提案を行いました。

また、インフルエンザ対策が求められる中、いざという時に、自分たちに何が出来るかというワークショップも開催し、地域の助け合いのしくみづくりを模索しています。昨年は、ユニット参加団体のスタッフや福祉拠点などを防災マップにマーキングし、いざという時の支援ネットワークを見える化しました。今後は、例えば、保育園やデイサービスなどの事業が停止した場合を想定したヘルパーステーションとの連携による派遣型サービスや、デイサービスの送迎車や食事サービスを活用した安否確認や、拠点の活用など、具体的な行動計画も作っていく予定です。