みんなのいえの日常 その4

新たな連帯の芽

荏田西にあるみんなのいえは、一階が認可保育園、二階が高齢者のグループホーム。市が尾にあるとなりのいえは、学童保育、横浜市障害児居場所づくり事業、フリースペース、寺小屋と多目的な事業を展開しています。運営は、私も参加しているNPO法人ピッピ親子サポートネットが行っています。

このところ、みんなのいえやとのりのいえを見学に訪れる方が増えています。「放課後キッズクラブのスタッフとして関わってきたが、法人として運営を受託することを考えてみたい」、「共同保育・学童の運営のために組織づくりをしたい」といった地域の方たちの訪問。また、大和市や八王子市からも子育て広場に参加する若いお母さんたちや障害児の居場所づくりを当事者の家族の立場から考えている方たちなどなど。

特色ある拠点を持ったことでキャッチできる情報も広がりました。ピッピ親子サポートネットは、地域で必要とされる活動をサポートする中間組織を目指したのであり、こういった声を寄せていただけるようになり、嬉しく思いますし、私たちもこの福祉モデルをしっかり活用し日々メッセージを発信していきたいし、何よりも、市民社会の協働、連帯経済の実践を進めていきたいと思います。