「市民社会チャレンジ基金」助成団体発表

神奈川ネットでは、心ある市民の意思を政治に生かすために「個人寄附を拡げる運動」を実践しています。そこから「市民社会チャレンジ基金」が生み出され、ローカルパーティやNPO(法人に限らず)の立ち上げなどチャレンジ性にあふれたアクションに資 金を提供します。今年度、第7期の助成団体が決定し、8月9日助成団体からの活動報告と交流会が開かれました。(詳細はhttp:// www.kgnet.gr.jp/を御覧ください)
横浜市内からは、女性・高齢者・障害者などの住まい選びをサポートするNPO法人「女性の住まいの相談室」とNPO法人「横浜シュタイナー学園」の2つの助成団体の活動報告がありました。来春、緑区にNPOによる小・中一貫校を開設予定のシュタイナー学園の皆さんからは、「自分で考え決定できる」社会をめざした 運動の中の教育であるというお話がありました。助成決定に先駆け行われたヒアリングの際は、青葉区で不登校の子どもたちの居場所づくりに取り組むメンバ ーも参加し、小規模で多機能型の子どもの居場所や子どもに期待し見守る大人の必要性について共通の思いを確認することができました。この交流会でも、あらためて、地域に拡がる市民福祉事業との連携にむけたお話もうかがうことができました。どの団体も、リスクを負ってのスタートとなりますが、実績や経験 ではなく「チャレンジ」する意義を広く発信していきたいと思います。